南総里見八犬伝 -序-(簡単にどんな話にするか決めてみる)

さて、南総里見八犬伝のお話を書こうと思っていますが、具体的にどうするかを決める必要があります。
そもそも、南総里見八犬伝はとにかく「長い」お話です。(※全98巻、106冊なんだって)
アタシが書いている文章(小説)も、そこそこ長いですが、そんなものではなく、とっても長いですね。
曲亭馬琴が活躍したのは江戸時代後期。当然、すべてが「手書き」です。
そして、それをコピーするのも手書き・・・大変っすよね。

で、南総里見八犬伝は、8人の八犬士が活躍する物語です。直球で言うと。
なので、その物語のほとんどが八犬士のお話です。

でも、今回はその八犬士が生まれる事になった「そもそもの話」を題材にしたいと思います。

主人公は・・・主人公なのか?とりあえず八房(やつふさ)ですかね。で、ヒロインは伏姫(ふせひめ)。
八房は「犬」です。獣人ではなく、れっきとした犬。それも呪われた犬っすね。
で、その呪いの対象が伏姫なわけです。
この2人(1人と1匹)を中心として、物語を書こうと思います。

曲亭馬琴が書いた内容をそのまま・・・といのはさすがに無理なので、ここは大筋をトレースした二次創作のようにしてみようと思います。

物語の構成を簡単に決めましょうかね。

■安西景連との戦争中の所から開始
■簡単な状況説明
■伏姫と八房の関係説明
■八房の呪いについての説明
■里見義実が八房に依頼
■戦争終結
■伏姫と八房の駆け落ち
■伏姫と八房の死亡と八玉の飛翔

大枠はこんな感じ。
次回はこれに沿ってあらすじを書いてみようかと思います。

(まぁ、南総里見八犬伝を知らない人は、これだけでは何もわかんないと思いますが、徐々に詳細が分ってくるという仕掛けにしてます)